2013/08/04

雄勝神楽

雄勝神楽は、雄勝町十五浜(石巻市雄勝町)の各ハマ(集落)にその組立櫓(やぐら)があり、各ハマで舞われるという。しかしながら、2011年3月11日の震災津波によって、集落の櫓も太鼓も流されてしまった。地域の民俗伝統行事を守ろうと残された櫓を利用し、太鼓は寄付によって2011年9月18日に旧雄勝支所前で神楽舞が行われた。
その後、これまでほとんど他の地域で舞われる事の無かったものだが、各地で催されるようになった。この舞が地域の自然によった暮らしの姿が生きた形のひとつとして、雄勝十五浜の環境とともに(ロケイションと一体的に)継続的に保全される事が望まれる。(田賀陽介 記す)


櫓上にのぼり宙づりになって舞う様子は一般の神楽というイメージからするとかなりアクロバットで激しい動きだ。(2011年9月18日午前11時40分頃、旧雄勝町役場(旧石巻市雄勝総合支所)前でのデモンストレイション)


多くの人が養殖のイベントとともに訪れた。遠景の山の麓に見える水平線が雄勝湾。(2011年9月18日、旧雄勝町役場前)

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